電飾 胸の痛みが背中に通る きりんと背中を抜けて カスミソウのような電飾をつける 電飾はいつまでも輝き 月日と共に増えていく あの人もこの人も 背中に色とりどりの電飾を 華やかに背負って それでも何でもない様子で 街の流れの中を泳いでいる